医師が転職に成功する履歴書の書き方〜例文と見本〜

転職を成功させるコツは履歴書です!このサイトでは、医師としてのキャリアを確実にステップアップさせるための履歴書の書き方を教えます。転職事例に基づいた志望動機の例文、ひな形のダウンロード、医師専門の転職エージェントの紹介など、充実した内容を目指します。あなたの職務経歴や人間性を最大限にアピールして、転職を成功させましょう!

30代男性研究医の志望動機の例文と書き方


転職事例:製薬会社の研究医として医学の発展に貢献したい

今回は大学病院の勤務医から製薬会社の研究医に転職した30代男性医師のケースです。

  • 男性(34歳)・製薬会社・内科専門医
  • 転職前:一般病院(神奈川県)内分泌代謝科、給与1200万
  • 転職後:製薬会社(東京都)、給与1000万

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転職理由

医学部卒業後は大学院に進み、内分泌代謝の研究をしていました。 院を修了後は医局に2年、その後一般病院へ行って3年内科医をしていたのですが、目の前の患者を治すことだけでなく、研究活動も続けていきたいと感じていました。 製薬会社の研究職なら、研究開発を通じて医療の発展に貢献でき、同時に治験などを通じて臨床の状況を知ることもできると思い転職を希望しました。

重視した条件

製薬会社の研究開発職で、内分泌系の研究者を求めているところで、実績主義の外資系の製薬会社を希望しました。 病院時代から感じていたことですが、明確な実績主義の方が自分に合っていて、すっきり働けるからです。

入職を決意したポイント

仕事はハードですが、面白い仕事です。やりたかった研究ができるだけでなく、海外出張も多く、学会発表、治験からのフィードバック分析など、さまざまな能力が求められ、毎日ワクワクしています。 収入は今は病院時代よりも低いですが、来年の年収は大きく上回りそうです。結果がすぐに収入に反映するところも、高いモチベーションを維持できる理由かもしれません。

(以上転職事例は「 医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア 」より転載)

履歴書の志望動機作成のポイント

この転職事例で履歴書の志望動機欄に書くべきことはふたつです。

 

ひとつは、病院勤務から研究医へ転身する理由、もうひとつは志望先の製薬会社が採用している実績主義に魅力を感じていることです。

 

ひとつ目については、上記の「転職理由」がほぼそのまま志望動機の内容になりますので、適宜まとめます。

 

もっとも、こうした明確な転職理由を書くためには、転職を考え始めたころから自分自身の性格や目標、そしてこれまでのキャリアをよく振り返って、自己分析を深めておく必要があります。

 

そうした自己分析をするとき活用したいのが、医師専門の転職エージェントです。たとえばソニーグループが運営する業界最大手の「エムスリーキャリアエージェント」なら、豊富な転職斡旋実績から、転職を的確にコーディネートしてくれます。

 

具体的に転職活動をはじめる前から相談することによって、自分自身の思い込みにとらわれることなく、客観的な視点で自己分析をすることができます。

 

登録も所要時間がわずか1分と非常に簡単ですので、転職を考え始めたらぜひ登録することをおすすめします。

 

さて、二点目の製薬会社の実績主義については、そうした評価体制がモチベーションを高めることにつながり、より優れた研究成果を生み出すインセンティブになることを強調し、つぎの例文のようにまとめます。

志望動機の例文

私は医学部卒業後は大学院に進み、内分泌代謝の研究をしていました。大学院修了後は医局に2年、その後一般病院で3年内科医として臨床医料に従事していましたが、目の前の患者を治すことだけでなく、研究活動も続けていきたいと考えていました。そこで製薬会社の研究職であれば、研究開発を通じて医療の発展に貢献でき、同時に治験などを通じて臨床の状況を知ることもできると考え、貴社の求人に応募致しました。貴社のような内分泌系医学の研究環境が整備された理想的な環境で、研究に専心したいと考えております。貴社の明確な実績主義によって高いモチベーションを維持しつつ、貴社に優れた研究成果をもたらすことをお約束致します。(296文字)