医師が転職に成功する履歴書の書き方〜例文と見本〜

転職を成功させるコツは履歴書です!このサイトでは、医師としてのキャリアを確実にステップアップさせるための履歴書の書き方を教えます。転職事例に基づいた志望動機の例文、ひな形のダウンロード、医師専門の転職エージェントの紹介など、充実した内容を目指します。あなたの職務経歴や人間性を最大限にアピールして、転職を成功させましょう!

30代女性眼科医の志望動機の例文と書き方


転職事例:過酷な医局勤務を離れ、待遇に満足できる環境へ

今回は、医局を離れて待遇の改善を目指して転職した30代女性眼科医のケースです。まずは事例を見てみましょう。

  • 女性(34歳)・大学病院・眼科/脳神経外科専門医
  • 転職前:専門病院(東京都)眼科、給与600万
  • 転職後:一般病院(東京都)眼科、給与1100万

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転職理由

卒業以来、ずっと大学病院で働いてきましたが、もう限界という思いで転職を決めました。 月の宿直もあり、宿直明けは診療終了まで通常勤務、オンコールも当たり前のようにありました。 休みの日にアルバイトをしてようやく何とか格好がつく程度の収入で、ここで働くのはもう無理と思ったのです。

重視した条件

もしかしたら、このまま一人かもしれませんので、自宅(マンション)購入を考えてます。 医局を離れ、とにかく待遇面で満足できる環境を希望しました。 勤務地は東京で、ローンを払えるだけの収入があることが条件です。

入職を決意したポイント

週2日は半日勤務、土日休で収入はこれまでの倍近いという、非常によい条件の病院を紹介していただきました。 今までの生活がうそのようです。

(以上転職事例は「 医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア 」より転載)

医師専門転職エージェント活用のススメ

この事例では、転職の動機は一にも二にも待遇の改善です。ただ、そのためには医局を離れるというハードルを超えなくてはなりません。

 

医師にとって、医局を離れるのは一大決心を必要とする問題です。転職を医局のボスである教授に切り出すのさえ、大きな心理的プレッシャーを感じるといいます。

 

そんなときに利用したいのが、医師専門の転職エージェントです。

 

単に条件に合った転職先を斡旋してくれるだけではなく、転職に最適なタイミングや、履歴書を含めた転職に必要な書類についても相談に乗ってくれます。

 

転職先の医療機関との待遇面の交渉も代行してくれますし、気が重い教授との面談についても、有益なアドバイスをくれることでしょう。

 

そうした転職エージェントのおすすめは、ソニーグループが運営する業界最大手の「エムスリーキャリアエージェント」です。27万人の医師のうち実に20万人が登録しており、豊富な実績により最適な転職をサポートしてくれます。

 

登録にかかる時間はわずか1分。医局を離れることを考え始めたときには、ぜひ登録しておきたいものです。

 

20万人以上の医師が登録するm3.comを運営!エムスリーグループの医師転職支援

履歴書の志望動機作成のワンポイント

このケースの場合、履歴書の志望動機にはおもに転職先で診療に当たる際の意欲をアピールすことになります。

 

転職の肝は待遇改善で、過酷な仕事に限界を感じて転職するわけですが、志望動機に「激務で体力に限界を感じた」「給与が安かった」などとネガティブな内容を書くのは得策ではありません。

 

あくまで、志望先病院のプラス面を取り上げ、その環境化で自分今後どのように医師として成長するか、その簡単な内容と熱意を盛りこむようにしましょう。

履歴書の志望動機の例文

私はこれまで大学病院で眼科医として勤務してきました。激務の中で多くの症例に接し医師として成長できましたが、ゆとりのある環境で眼科医療に専心したいと思い、貴院の求人に応募致しました。貴院では、余裕のある勤務シフトが敷かれている等、働き易い診療体制が整っていると伺っております。入職の暁には、日々の診療に誠心誠意当たるばかりではなく、空いた時間には勉強会や学会に出席するなど、医師としての知識とスキルの向上にも積極的に取り組みたいと考えております。(222文字)