20代男性整形外科医の志望動機の例文と書き方
転職事例:高名な指導医のもとで整形外科の専門性を磨きたい
今回は初期研修を修了した20代の男性医師が、整形外科の専門性を高めるべく転職したケースです。さっそく事例を見てみましょう。
- 男性(29歳)・整形外科・初期研修修了
- 転職前:大学病院(東京都)一般外科、給与650万
- 転職後:一般病院(千葉県)整形外科、給与700万
転職理由
近い将来、医師も選別される時代になっていくと私は考えています。ですから大学病院にいるときから、まだ身軽でどこへでも行ける若いうちに、きちんとした自分のウリを作りたいと考えていました。そのためにも、高名な医師のもとで、専門に特化した経験を積みたいと思ったのです。
重視した条件
初期研修医時代から付き合っている彼女も医師で、今はお互いキャリアを優先しようと話し合っているので、ハードワークも構いませんし、勤務地も問いませんでしたね。体力と熱意には自信がありますし。 希望はただ1点、狭窄症やヘルニア手術で名高い指導医のもとで、資格取得をしたいということだけです。
入職を決意したポイント
紹介していただいたのは、年間数百件以上の手術を行っている外科部長のいる病院でした。まさに、間近で名医の手技を見ることができ、私以外に集まっているドクターもみな、その先生のもとでキャリアを磨きたいと思っている向上心の高い人ばかり。非常に刺激を受けています。
(以上転職事例は「 医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア 」より転載)
志望動機作成のポイント
この事例からは、整形外科医として専門性を高めることを最優先にしていることがわかります。ですので、転職に当たっての目標とそこへ向かう熱意をアピールするようにします。
具体的な目標として、この事例では「狭窄症やヘルニア手術」といった専門性の高い技術の習得と、「整形外科専門医」の資格取得があります。
明確な目標を書くことで、志望先病院の医療に従事するにあたっての意欲をアピールすることができますので、必ず書き加えましょう。
また、勤務医の場合は当直やオンコール、または緊急の手術など、診療科目によってはハードワークが予想されます。この事例の場合は20代と若い医師ですから、体力に自信がありハードワークにも対応できることをアピールするのも良いでしょう。
履歴書の志望動機の例文
私は初期研修を一般外科で修了しましたが、今後は整形外科医としてのキャリアを積みたいと考えております。今回の転職にあたっては、整形外科の専門に特化した経験を積みたいと思い、貴院の募集に応募致しました。貴院では、年間数百件もの手術を行っておられる外科部長先生がいらっしゃると伺っております。私は外科部長先生はじめ、狭窄症やヘルニア手術等で名高い先生方の指導のもとで経験を積み、整形外科専門医の資格を取得したいと考えております。体力には自信がありますので、いかなるハードワークにも耐えられると自負しております。貴院のような理想的環境のもとで整形外科医療に携わることができましたら、これ以上の喜びはございません。(301文字)