IVR対応の病院でキャリアを磨きたい40代男性放射線科医の志望動機の書き方と例文
転職事例:設備の充実した病院でスキルを磨きキャリアアップを目指す
今回は、専門設備(IVR)の充実した病院でスキルを磨き、放射線科医としてのキャリアアップを目指す40代の男性医師のケースです。
転職理由
放射線科の医師は、使用設備によって仕事内容が大きく左右される科です。 設備機器やシステムがどの程度導入されているか、IVRの対応があるか否かで、放射線医としてのキャリアが変わってきます。 前職では、IVRが長年の慣習から外科医の領域として位置付けられていたため、今後のキャリアのためにも転職すべきだと決意致しました。
重視した条件
設備の充実した施設で自身のキャリアを磨きたいという点に一番こだわり、キャリアアドバイザーの方にもその旨、お伝えしました。 具体的にはIVR(非血管系と血管系)を施行していること。 その上で各種機器やシステムの導入状況も確認していただきたいと依頼しました。
入職を決意したポイント
将来はIVRの専門医もとりたいと思っていた私の気持ちをくんでくださり、キャリアアドバイザーの方が日本IVRの認定機関の中でさがしてくださいました。 結果的に今回ご縁があったのは、認定機関にはまだなっていないところでしたが、画像診断部門で、塞栓術や静脈カテーテル挿入などの手技・治療も行っている病院で、自分のこれまでの実績も高く評価していただき、日々新しいキャリアの構築に精進しております。ありがとうございました。
(以上転職事例は「 医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア 」より転載)
履歴書の志望動機作成のポイント
このケースでは、転職の理由は非常に明確です。すなわち、将来的にIVRの専門医資格を取るために、IVRに対応した病院に転職して技術を磨きたい、というわけです。
ですので、履歴書の志望動機欄でもこの点を中心に書くようにします。
気をつけたいのは、IVR専門医を取得することで、どのように入職先の病院に貢献できるかということです。専門技術の習得が目的の転職では、それが相手方の病院にどのようなメリットをもたらすか、ということを必ず添えるようにしましょう。
その際には、入職にあたっての熱意をアピールすることもお忘れなく!
志望動機の例文
私はこれまで放射線科医として経験を積んで参りました。今後はIVR専門医の資格取得を目指し、IVRの技術を習得したいと考え貴院の求人に応募致しました。貴院では、IVRの各種設備やシステムが整備され、血管系と非血管系双方のIVRに対応されていると伺っており、大変魅力を感じております。私が貴院に入職の際には、IVRを学ぶ上で理想的な環境において、IVR専門医の資格を取得するべく、日々の診療と自己研鑽に励む所存です。これまでの放射線科医としての経験と、IVRという新たなチャレンジを通して、貴院の医療に貢献することをお約束致します。(264文字)
キャリアアドバイザーを利用しよう!
このケースでも見られるように、医師がキャリアアップに最適な医療機関を見つけるためには、医師専門のキャリアアドバイザー(転職エージェント)に相談するのが一番の近道です。
医師個人では、転職しようと思っても自分の目的に合った医療機関の求人を見つけることは困難です。
なぜなら、インターネットのサイトで公開されている案件が全てではなく、専門のキャリアアドバイザーだけが閲覧可能な非公開のものも多数存在するからです。
そして、こうした非公開の求人案件にこそ、年収が高く、自分自身のキャリアアップに適した好条件の案件があることが多いのです。
ですから、医師が転職を考え始めたら、まずは「エムスリーキャリアエージェント」のような転職エージェントの転職サイトに無料登録し、専門のキャリアアドバイザーから好条件の求人案件を紹介してもらうと良いのです。