30代女性精神科医の志望動機の例文と書き方
転職事例:メンタルケアの専門医になるため精神科に転科
今回は、一般病院の内科医から精神科に転科し、精神科の専門病院に転職した30代女性医師のケースです。
- 女性(34歳)・専門病院・精神科・内科専門医
- 転職前:一般病院(神奈川県)一般内科、給与1400万
- 転職後:専門病院(京都府)精神科、給与1200万
転職理由
郊外の一般内科にいましたが、患者の半数は高齢者で、そのうちの何割かは認知症を伴っている方でした。 次第に、体の疾患だけでなく精神疾患も治したいと思うようになり、転科を考えるようになりました。 新ためて患者のメンタルケアを勉強するなら、タイミングは今しかないと思い、転職を決意しました。
重視した条件
出身の関西で、精神疾患を一から学べる専門病院を希望。ただ、個人病院でベタな人付き合いを求められるのは避けたいと思っていましたね。
入職を決意したポイント
紹介していただいたのは、京都と大阪の専門病院で、働く方たちの印象がとてもよかった京都の病院を選びました。 キャリアアドバイザーの方が、赴任手当や住宅手当の話まで詰めてくださったので、私の苦手な金銭面での交渉事は必要なく、純粋に職場環境やこれから取得したいと思っている精神保健指定医の取得についてなど知りたいことも事前に確認でき、納得の入職になりました。
(以上転職事例は「 医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア 」より転載)
履歴書の志望動機作成のポイント
転科をする場合には、「20代男性麻酔科医の志望動機の例文と書き方」でも触れたように、転科する積極的な理由が必要です。
このケースの場合、内科医として認知症を患う高齢者を診療するうちに精神疾患も直したいと考えるようになったのですから、そこを簡潔に記します。
また、精神科の医師として専門的なスキルをどのように身につけるか、という点にも触れましょう。入職後の職務に対する意欲を示すことにもつながる重要なポイントです。
この場合は、専門スキルの習得について、精神保健指定医の資格の取得を計画しているのですから、資格取得への熱意をアピールしておきましょう。
志望動機の例文
これまで内科医として診療に従事するなかで、認知症を患った高齢者に多く接してきました。そこで、次第に身体の疾患だけではなく精神疾患についても治療したいという気持ちが強まり、精神科の専門病院への転職を考えるようになりました。貴院では、精神疾患について一から集中的に学ぶ環境が整っていると伺っております。貴院に入職の際には、そのような理想的な環境を活かして精神科医としてのスキルを高め、精神保健指定医の資格を取得したいと考えております。一日も早く一人前の精神科医となり、貴院の先生方やスタッフの方々とともに、患者様の治療に誠心誠意取り組む所存です。(271文字)
医師転職専門キャリアアドバイザー活用のススメ
このケースも、医師専門のキャリアアドバイザーを活用して納得のいく転職を手にしています。
転職事例にあるように、金銭面(給与・住宅手当など各種手当)の交渉や、転職に当たっての赴任手当など、面倒な交渉ごとを全てキャリアアドバイザー任せることができます。
それによって、医師であるあなたは、志望先医療機関の診療体制や、スキル獲得のサポート体制など、医師の本分に関することだけに集中することができるのです。
転職を考え始めたときには、ぜひ医師専門の転職エージェントに登録することをおすすめします。おすすめの転職エージェントはこちらです。