30代女性小児科医の志望動機の例文と書き方
転職事例:アレルギー専門医としてキャリアを極める
今回は、治療方針の合った病院でアレルギー専門医としてのキャリアを極めるために転職した30代女性小児科医の事例です。
- 女性(38歳)・一般病院・小児科・小児科専門医/アレルギー学会専門医
- 転職前:一般病院(東京都)小児科、給与1400万
- 転職後:一般病院(東京都)小児科、給与1450万
転職理由
職場の人間関係や経営状況などは入ってみないとわからないものですね。小児科専門医を取得後、アトピーについて取り組みたいと思い、知人が経営するクリニックに勤めたのですが…。効率ばかりを求める経営者と診療方針が合わず、転職したいと考えるようになりました。
重視した条件
小児科医としてキャリアを積めるところ。特にアレルギーについて、自分のテーマにして取り組みたいと思っているので、小児科のアレルギー外来があるところ、あるいは小児のアレルギーについて、専門医を求めている病院を希望しました。
入職を決意したポイント
紹介していただいた中から、地域の総合病院を選びました。 すでに、内々で小児科アレルギー外来を週に1度開設しておられるとの情報をいただいたので、とても興味がもてたのです。実際に面接でもしっかりとお話をお聞きでき、安心しました。 入職してみると、小児科部長の治療方針や患者への接し方、親への指導など勉強になることが多く、初めてメンターと言える先輩医師に出会えた気がしています。いい職場をご紹介いただき、本当にありがとうございました。
(以上転職事例は「 医師専門の転職支援ならリクルートドクターズキャリア 」より転載)
履歴書の志望動機作成のポイント
このケースでは、勤務先の病院の治療方針が合わないことが転職の理由になっています。
上記の事例にあるように、効率優先の経営方針が肌に合わないわけですから、志望動機には志望先の医療機関ではどのような方針で診療にあたりたいと思っているか簡潔に記します。
下の例文では、「今後は患者の子供たちや保護者一人一人とじっくり向き合う治療をしつつ」のように表現しています。
また、アレルギー専門医の資格を持っているので、小児アレルギー外来を設置している志望先の病院が自分に合っていることもアピールしたいところです。
志望動機の例文
小児科専門医取得後は、知人が経営する小児科クリニックに勤務しておりましたが、効率優先の診療方針に疑問を感じ、転職を決意しました。今後は患者の子供たちや保護者一人一人とじっくり向き合う治療をしつつ、私の専門であるアレルギーの診療経験をさらに深めたいと考えております。貴院では、週に1回の小児科アレルギー外来を設けておられ、アレルギー学会専門医としての私の知識と経験がお役に立てると確信しております。(198文字)