医師が転職に成功する履歴書の書き方〜例文と見本〜

転職を成功させるコツは履歴書です!このサイトでは、医師としてのキャリアを確実にステップアップさせるための履歴書の書き方を教えます。転職事例に基づいた志望動機の例文、ひな形のダウンロード、医師専門の転職エージェントの紹介など、充実した内容を目指します。あなたの職務経歴や人間性を最大限にアピールして、転職を成功させましょう!

医師が履歴書を書く前に注意すべき3つのこと


履歴書はあなたの顔。医師に限らず、転職する場合に履歴書はとても大切です。なにしろ、医療機関の面接官が面接前にあなたの職務経歴や人柄を知ることができるのは、履歴書以外にはないからです。

ですから、転職を成功させ、医師としてのキャリアを確実にステップアップさせるためには、履歴書をしっかりと作り込むことが肝心なのです。

ここではまず、履歴書全体についてまず気をつけることを解説します。[1] 最初に印鑑を押すこと、[2] 必ず手書きをすること、[3] 顔写真は大切、の3点です。

履歴書は最初に印鑑を押そう!

意外に知られていませんが、履歴書を書く前に、まず印鑑を押しましょう。履歴書は、書き間違いと同じように、印鑑を押し間違えた場合も書き直さなくてはなりません。

そのため、あらかじめ印鑑を押していないと、せっかく一生懸命履歴書を仕上げたのに、最後の印鑑の押し間違いでそれまでの苦労が水の泡、ということになってしまいます。これを防ぐために、履歴書を書く前に印鑑を押すことが大切になってくるのです。

印鑑を押す時は、かすれたり欠けたりしないように、スタンプ台(捺印台・印鑑台)を使いましょう。また、印鑑がなるべく傾かないように注意しましょう。

もし押印後にかすれや欠け、または明らかに傾いているなど不備が見つかったら迷わず新しい履歴書を用意して押し直しましょう。間違っても二重線でピッピッと消して横に押し直す、ということがないように…。

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履歴書はかならず手書き

書類はPCで作るのがいまは常識ですが、履歴書についてはかならず手書きしましょう。

年賀状を想像してみてください。同じ「明けましておめでとうございます」でも、PCのフォントで印字されたあいさつと、直筆で書かれたものとでは印象が違うはずです。当然手書きの方が温かくて出した人の人柄が伝わってきますよね。

履歴書でも同じことです。履歴書は、とくに志望動機の欄であなたの人柄やこれまでの経歴をアピールしなくてはなりませんから、そこであなた自身、つまりあなたの直筆を見せていく必要があるのです。しっかり練り上げた文章をさらに輝かせるのが、あなたの肉筆というわけです。

そして、当然ながら字はできる限りきれいな楷書で書きましょう。きれいな字はあなたの誠意を伝えます。相手が読みづらい走り書きは論外ですが、面接官に印象よく読んでもらえるように、日ごろより心持ち大きめではっきりと書くようにしましょう。漢字は画と画を離すような気持ちで書くと読みやすくなりますよ(達筆な人ほどここは注意!)。

履歴書の顔写真はかならず写真館で!

履歴書に貼る写真は、撮影設備整った写真館でプロのカメラマンに撮ってもらいましょう。あなたの医師としての能力や人柄をアピールするような、履歴書に最適な一枚を撮ってもらえるはずです。

昔は顔写真がなくても履歴書が受理されたこともあったと聞きますが、それは完全にNGです。スナップ写真も写真のカラーコピーもいけません。

また、コンビニなどに設置されている証明写真ボックスで撮ったものを使うのもやめましょう。アングルが不自然になったり、ボックスの証明が暗くて顔の印象までも陰気になったり、さらには自動修正が不自然だったりします。

証明写真ボックスは確かに便利で安いですが、履歴書で使うには向きません。安かろう悪かろうだと思ってください。

履歴書の写真を撮るときの服装は、男性も女性もスーツが無難です。それから一般的な注意点ですが、履歴書に使う写真は提出日から3ヶ月以内のものにしましょう。

写真の裏に現在の所属(医学生の場合は大学名)と氏名を書いておくと、万が一写真がはがれた場合でも安心です。

その他の注意

  • 記入は黒の万年筆か黒のボールペンを使いましょう。鉛筆は下書き以外では使ってはいけません。
  • 修正液や修正テープは使ってはいけません。書き間違えたら新しい用紙に書き直しましょう。
  • コピーした履歴書を使ってはいけません。ふたつ以上の医療機関に提出する場合は、一枚一枚手書きしましょう。

履歴書を書くときには、まずこれらの点に気をつけましょう!それでは次に、学歴と職歴、保有資格の書き方について説明します。そのコツとは…。