20代男性麻酔科医の志望動機の例文と書き方
転職事例:外科から麻酔科に転科し、麻酔標榜医の資格取得を目指す
転職理由
きっかけは、外科医としての後期研修中に、外部から来ていた麻酔科医にお世話になり、興味を持ったことです。 手術麻酔だけでなく、ペインクリニック・救急医療・緩和医療など、幅広い仕事があることを知りました。 診断して手術をして、術後管理、術後の外来フォローまでと外科医としての仕事も興味深くはありましたが、麻酔のこともきちんと見れるようになりたい、麻酔標榜医の資格取得を視野に入れて、経験を積みたいと思ったのです。
重視した条件
麻酔科標榜医の資格を取得するためにも、オペ数が多く指導医となる専門医がいることを第一条件にしました。麻酔科標榜医は順調に行けば2年で取得できるはずです(笑)から、勤務地にはあまりこだわりませんでしたね。
入職を決意したポイント
紹介の際は、事前にキャリアドバイザーから病院の方針や一緒に働く医師の方の状況もお聞きしていたので、不安もなく面接を受けられましたね。 症例も多く、院内の専門各科との連携もスムーズで、チーム医療に積極的に取り組んでいるという点が決定打になったかな、と思います。 今は毎日が充実していて、麻酔科標榜医を目指す立場からも、外科医としての経験を積みたいという点でも、満足しています。
(以上転職事例は「リクルートドクターズキャリア」より転載)
履歴書の志望動機の例文
私は、他県にて外科医として後期研修を終えました。研修の指導医が麻酔科の先生だったため、麻酔科医には手術麻酔だけではなく、緩和・救急医療にはじまり、ペインクリニック等と幅広い仕事があることを知り、麻酔の分野に非常に関心を持っております。後期研修終了に際して貴院の麻酔科の募集を拝見し、応募させていただきました。症例が多く、院内の専門各科との連携もスムーズで、チーム医療に積極的に取り組んでいる貴院に大変魅力を感じました。貴院の麻酔科の先生のもとで麻酔科標榜医の資格を早期に取得し、麻酔科医および外科医としての経験を積み、地域の医療へ粉骨砕身貢献していきたいと考えております。(286文字)
志望動機作成のポイント
この事例では外科から麻酔科に転科を希望しています。この場合、転科する積極的な理由を書かなくてはなりません。
どうして麻酔科に興味を持ったのか、転科の後はどのように志望先病院の医療に貢献するのか、簡潔に記しましょう。
「症例が多く、院内の専門各科との連携もスムーズで、チーム医療に積極的に取り組んでいる」というように、自分が魅力を感じた志望先病院の医療体制について触れるのも忘れないようにしましょう。
この事例では、県をまたいだ引っ越しが必要ですが、「現在の住まいからは離れていますが、医師としての経験を積むためならば引っ越し等は問題であると考えていません。」のように、引っ越しも辞さない意欲を示すのも良いでしょう。