医師が転職に成功する履歴書の書き方〜例文と見本〜

転職を成功させるコツは履歴書です!このサイトでは、医師としてのキャリアを確実にステップアップさせるための履歴書の書き方を教えます。転職事例に基づいた志望動機の例文、ひな形のダウンロード、医師専門の転職エージェントの紹介など、充実した内容を目指します。あなたの職務経歴や人間性を最大限にアピールして、転職を成功させましょう!

医師の履歴書で職歴を書くときに注意すべき3つのこと


医師の履歴書でも、一般と同じように学歴に続けて職歴を記入します。職歴は、あなたの医師としての経験を把握するための重要な部分です。正確に記入するように心がけましょう。

常勤の職務経験はもれなく記入!

履歴書の職歴欄には、これまでに勤務した医療機関を漏れなく記入します。医療機関以外に民間企業や官公庁などに勤務していた場合も、省略せずに書きましょう。

職歴は基本的に入職と退職の両方の年月を記載しますが、医局の人事異動などで転勤が多く、休業期間が短い場合には、履歴書のスペースの関係上、退職を省略することもあります。

職歴では、医療機関名に続けて科目や職位も記入しましょう。そうすることで、あなたの専門性について簡潔にアピールすることができます。

記入例1

○○大学医学部附属病院 入職 (第二内科 研修医)
○○市立○○市民病院 入職 (消化器内科 医員)
医療法人○○会 ○○病院 入職 (消化器内科 医長)

履歴書のスペースに余裕があれば、科目や職位以外に、病院の場所、病床数、医局派遣有無も記入すると丁寧です。

記入例2

○○市立○○市民病院(○○県○○市) 入職 (消化器内科 医員、一般○○床、医局派遣有)

病床数の記載があると、勤務した医療機関の性格が分かり(急性期病院なのか療養型病院なのかなど)、あなたの専門性を分かりやすく示すことができます。

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非常勤(パート)の経歴はどうするのか?

履歴書では、基本的には常勤の医師としてのキャリアのみを記入します。ただし、非常勤のみで仕事をしてきた場合や、非常勤医師としてのキャリアが長い場合には、非常勤の職歴も記入しましょう。

職務経歴書との使い分け

市販の履歴書では、普通は学歴に続けて職歴を記載します。そのため、限られたスペースで記入しなくてはならず、職務経験が豊富な医師の場合、詳しい職務内容をアピールするには不十分です。

その場合は、別に「職務経歴書」を作って履歴書に添えると良いでしょう。職務経歴書に決まった書式はありませんが、職歴に加えて、研究業績や学会活動、手術の執刀経験、身につけたスキルなどを記載します。

職務経歴書は、医療機関の採用担当者に自分自身のセールスポイントを売り込む大切な書類です。アピールポイントを分かりやすくまとめましょう。

履歴書の職歴:その他の注意

職歴の最後には、右寄せで「以上」と記入します。

医学生など職歴がない場合には、職歴欄に「なし」と書きましょう。